世間では、「誰でも合格できる」、「取ってもあまり意味がない」などと馬鹿にされる簿記3級ですが、簿記3級ほど汎用性が高く、最初の第1歩にふさわしい資格はありません。また、いわゆる巷で考えられているほど易しくもありません。

おそらく簿記3級に臨もうとしている皆さんの多くは、簿記2級以上を視野に入れていると思います。冒頭でも申し上げましたが、簿記3級は、簿記2級はもちろん金融系資格やビジネスなど社会活動において活用できるスキルの基礎として大きな役割を果たしています。

​しかし、未だ簿記に触れたことのない方にとっては、見聞きしたことのない専門用語の頻出に加え、簿記特有の全く新しい概念をイチから学ぶことになります。そのため、独学では挫折に繋がるケースが少なくありません。

逆に、強制力のある塾で、基礎を徹底的に学び、土台をつくることで、その先を自力で無理なく積み上げていくことが可能になります。

もちろん、独学でも簿記3級に合格することは可能です。しかし、本質から外れた詰込み学習では、すぐに限界が訪れます。最初の第1歩目だからこそ、確実にそして早く臨めるようにノウハウが必要なのです。

出来るだけお金をかけず、上位級に自力で合格できる自信がある人にこそ、基礎である簿記3級を徹底してもらい、この機会を確実なものにしてほしいと思います。